このレシピの作者
氏名
水谷 順子
ふりがな
みずたに じゅんこ
有資格
国際中医薬膳師 中医薬膳茶師 栄養士 食品衛生責任者
上級麹士 発酵マイスター 点心マイスター つくりおきマイスター
和菓子インストラクター 中国茶インストラクター
学歴
エコール辻東京 日本料理マスターカレッジ卒業
想い
心と体はつながっています。体が喜ぶものをとると心も元気になり、体の中に気が巡り始めて日々の生活が充実したものとなります。私は、美味しくて体によい料理を作るために、薬膳の考えで材料を組み合わせたり、消化を助ける発酵食を多く取り入れるよう心掛けています。
自分の体・家族の健康を維持する為には季節やその時の体調によって食材を選ぶことが何よりも大切だと感じています。
昔から日本では四季折々で旬のものを食べて体を養生をするという食生活が根付いています。薬膳料理を特別なものととらえず、体と食べ物の関係や食材の力に興味を持って、身近な食材から日々の食事に薬膳を取り入れていただければと思います。
作り方
1)刺身用カツオを柵のまま酒、塩で下味をつけラップでくるんで30分おく。 2)ニンニクは細かいみじん切り、タマネギは5ミリ程度の粗みじんに切る。 鍋にオリーブオイル、フェンネルシード、ニンニクをいれて焦がさないよう弱火で炒め、香りが出たところに、タマネギを加えてさらに炒める。しょう油、みりん、酒、さとうを加えて一煮立ちさせ、バルサミコ酢、アサツキの小口切りを加えて、フェンネルシードソースをつくる。 3)カツオの水分をペーパでよくふき、小麦粉と卵、パン粉をまんべんなくまぶす。 4)3)のカツオを180度の高温のサラダ油で短時間揚げ(表面はカリッときつね色、中は半生に)、食べやすい大きさに切り分けて、クレソンとともに盛り付け、ソースを添える。
作者コメント
カツオは血と気を補い、脾と腎に作用します。消化吸収が良いので体力が低下し、胃腸が弱っている時に適しています。カツオをフライにすることで青魚が苦手な人も食べやすくなります。半生の食感にする為には高温で短時間で揚げます。 ソースに使用したフェンネルシードはせり科のフェンネル(ういきょう)の種で、肝と腎に働き、内臓を温めます。甘い香りは魚の生臭みを消し、清涼感のある味わいで気をめぐらせる作用があります。
Summary
レシピ名
カツオのフライ フェンネルシードソース
作者
水谷順子
Published On