このレシピの作者

氏名
安井 マリナ
ふりがな
やすい まりな
所属
美食薬膳Labo 主宰
有資格
国際中医薬膳師
調理師
想い
薬膳とは自分と向き合い、自分を大切にすることだと思っています。
私は元々食べることが大好きなのですが、高校生の時に食事制限のダイエットをしたことがあります。体重はどんどん落ちましたが、様々な体のトラブルを体験しました。アメリカへ留学した際には食べ物がガラリと変わり、今度はみるみる体重が増えていきました。
体はとても正直で、食べた物や心の状態まで映し出します。
中医学や薬膳を学び始めて、それまで持っていた知識とは全く違う食材の性質や効能を知り驚きました。一概に薬膳と言っても、それぞれの体質や季節によって体が喜ぶ食材は変わります。薬膳で使う食材は、高級食材や、手に入りにくいもの、薬の味がするものではないかとよく聞かれます。しかし、スーパーで買える食材を使用し、普段使っている調味料で調理し、毎日続けられることが大事だと考えています。
体に良いのはもちろんのこと、体と心はつながっているので、美味しく頂かなくては心も喜びません。体も心も喜び、健康な毎日を過ごせるようお手伝いできれば幸いです。
作り方
1) 冬瓜は一口大に切り下ゆでする。(皮が気になる方はむいてください)
2) オクラは輪切りにする。
3) ハムは細切りにする。
4) 鍋に水、白だしを入れ一煮立ちしたら冬瓜、オクラを入れ蓋をし弱火で5分煮込む。
5) 鍋の食材を皿に取り出し、残った煮汁(150~160㎖)にゼラチンを加え一煮立ちさせる。
6) 煮汁が冷めたらレモン汁を加え混ぜ、皿に移し冷蔵庫で冷やし固める。
7) 冬瓜、オクラ、ハムを皿に盛り付け、固めたジュレをほぐしながらかけ完成。
作者コメント
肺は呼吸のポンプにより水分の代謝を調節する働きがあります。冬瓜は体に必要な水分を生み、不要な水分を排出することで代謝を助けます。オクラとレモンにも水分を生み出す作用があり体を潤わせます。
ジュレにすることで栄養のある煮汁を美味しく頂け、ハムとレモンのさっぱりとした風味がより引き立ちます。
Summary

レシピ名
冬瓜とオクラの和風レモンジュレ添え
作者
安井マリナ
Published On