このレシピの作者
氏名
佐々木 ひで美
ふりがな
ささき ひでみ
有資格
国際中医薬膳師
健康管理士一般指導員
文部科学省後援 健康管理能力検定1級
学歴
北京中医薬大学日本校薬膳科 卒業
武蔵野美術大学造形学部 卒業
想い
私は、小麦粉と水のみが自然発酵したシンプルな天然酵母と、果物・根菜・芋・穀物を発酵させた滋養溢れる楽健寺酵母という2種類の酵母を使って、発酵食品としてのパン作りをしています。さらに日本の伝統食・発酵食・保存食などを日々の食事に活かした「ゆるっと薬膳」を取り入れながら、仕事も子育ても自分磨きも諦めないアラフォー女性を応援しています♫
昨今「小麦」といえば、グルテンやアレルギーを連想し、食べると罪悪感を持ったり、好きだけど避けているという人は多いです。私も溢れる健康情報の中で、何を選択すべきかわからず「~すべき、~はダメ!」とストイックになり、食べることを楽しめない時期がありました。食べることは、本来人生の大きな喜びの一つ。私たち人間は、大自然に生かされています。感謝しながら「食べること=生きること」を楽しみ、自分の生命力を最大限発揮させ、家族や大切な人の笑顔を広げていくことが、私のミッションです!
作り方
1) 鍋で千切りにした人参とヒジキを少量のゴマ油でいため、水と鶏ガラスープの素を入れて煮る。 2) 水溶き片栗粉でとろみをつけてから、スープが熱くなったところへ溶いた卵を鍋に回し入れ、ふわっと浮いてきたら火を止めて蓋をし、そのまま少し置いておく。 3) 最後にゴマ油を垂らして香りをつけ、塩こしょうで味を整え、器に入れゴマを飾る。
作者コメント
血を補って貧血やめまいを予防するヒジキと、ドライアイや目の疲れにいい人参を組み合わせたスープ。どちらも気や血の循環、血の貯蔵、感情の調整をつかさどる「肝」を補ってくれます。古来から「髪は血の余り(=血余)」といわれ、血が充実して余裕があると髪も潤い、逆に血が不足すると髪はバサバサに傷みやすく、抜け毛や白髪など髪の老化につながります。五臓を補う卵も、貧血予防になりますよ。