Categories: 汁物

東北地方の納豆汁

このレシピの作者

氏名
佐々木 ひで美
ふりがな
ささき ひでみ
有資格
国際中医薬膳師 健康管理士一般指導員 文部科学省後援 健康管理能力検定1級
学歴
北京中医薬大学日本校薬膳科 卒業 武蔵野美術大学造形学部 卒業
想い
私は、小麦粉と水のみが自然発酵したシンプルな天然酵母と、果物・根菜・芋・穀物を発酵させた滋養溢れる楽健寺酵母という2種類の酵母を使って、発酵食品としてのパン作りをしています。さらに日本の伝統食・発酵食・保存食などを日々の食事に活かした「ゆるっと薬膳」を取り入れながら、仕事も子育ても自分磨きも諦めないアラフォー女性を応援しています♫
 昨今「小麦」といえば、グルテンやアレルギーを連想し、食べると罪悪感を持ったり、好きだけど避けているという人は多いです。私も溢れる健康情報の中で、何を選択すべきかわからず「~すべき、~はダメ!」とストイックになり、食べることを楽しめない時期がありました。食べることは、本来人生の大きな喜びの一つ。私たち人間は、大自然に生かされています。感謝しながら「食べること=生きること」を楽しみ、自分の生命力を最大限発揮させ、家族や大切な人の笑顔を広げていくことが、私のミッションです!
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五臓:

種別:汁物

メイン食材:ナットウ

材料(2人分)

納豆
2パック(ひきわりが潰しやすい)
大根
70g
人参
50g
里芋
150g
なめこ
1袋
キノコ(舞茸、しめじなど)
50g
だし汁(煮干し、昆布など)
3カップ(600ml)
みそ
大さじ4
長ネギ
5cm

作り方

1) 納豆をすり鉢で、粒がなくなるまですり潰す。白っぽくもったりするまですると良い。 2) 里芋は皮をむいて一口大に、大根と人参は銀杏切りにしたものを、だし汁で柔らかくなるまで煮て、なめこや他のキノコも加える。 3) みそで味をつけたら一度火を止め、1) のすり鉢に2) のみそ汁を少しずつ加え、納豆を溶かして鍋に戻す。再び加熱し、沸騰する前に火を止め、器に盛って刻んだネギを散らして完成。

作者コメント

大豆が発酵した納豆は、体を温め胃腸の働きを整えてくれる他、血液をサラサラにしてくれます。この納豆汁は、私が幼い頃に秋田県出身の父が大鍋いっぱいに作ってくれました。家庭によりシンプル納豆汁もあるようですが、私の実家では具沢山で栄養たっぷり!家族交代で納豆をすりつぶす風景はお祭りのよう(笑)。大きなお椀で何杯もおかわりし、心も体も温まり元気になりました。みそと納豆は沸騰させると風味が飛んで美味しくないので、最後、火を止めるタイミングは注意してくださいね。

佐々木 ひで美