1) 納豆をすり鉢で、粒がなくなるまですり潰す。白っぽくもったりするまですると良い。 2) 里芋は皮をむいて一口大に、大根と人参は銀杏切りにしたものを、だし汁で柔らかくなるまで煮て、なめこや他のキノコも加える。 3) みそで味をつけたら一度火を止め、1) のすり鉢に2) のみそ汁を少しずつ加え、納豆を溶かして鍋に戻す。再び加熱し、沸騰する前に火を止め、器に盛って刻んだネギを散らして完成。
大豆が発酵した納豆は、体を温め胃腸の働きを整えてくれる他、血液をサラサラにしてくれます。この納豆汁は、私が幼い頃に秋田県出身の父が大鍋いっぱいに作ってくれました。家庭によりシンプル納豆汁もあるようですが、私の実家では具沢山で栄養たっぷり!家族交代で納豆をすりつぶす風景はお祭りのよう(笑)。大きなお椀で何杯もおかわりし、心も体も温まり元気になりました。みそと納豆は沸騰させると風味が飛んで美味しくないので、最後、火を止めるタイミングは注意してくださいね。