Categories: 主菜

スズキのムニエル ザワークラウト添え

このレシピの作者

氏名
井村 真沙子
ふりがな
いむら まさこ
所属
薬膳カレー&薬膳料理 香食楽(かくら) 代表/シェフ
有資格
国際中医薬膳師 栄養士 ジュニア野菜ソムリエ 雑穀エキスパート カレーマイスター
想い
美味しくて、元気になれる料理を提供するお店を開く”という夢を持ち、カレー店などで修業を積んでいました。カレーを選んだ理由は、私自身が大好きだったことと、自分の想いを一皿で表現できると思ったからです。そんな夢あふれる修業当時、更年期のような症状が現れ、体を壊してしまうことがありました。どうしたものかと困っていたときに、子供の頃から体調が悪くなると漢方薬を飲んでいたことを思い出し、試してみたところ、徐々に治っていきました。その経験から、同じような悩みを抱える方に、生薬を入れた“薬膳カレー”を作れないかと思ったのです。それから試行錯誤し、10年もの研究を重ねて、ようやく香食楽のオリジナル薬膳カレーを完成させました。 いまは、薬膳カレーを食べに来てくださるお客様たちが、「少しでも元気になってもらいたい」「笑顔になってもらいたい」と思いながら、お店を切り盛りしています。常連の方が二日酔いで来られたときは、肝を補うセロリをこっそりトッピングするなど、元気の手助けができるように心がけています。
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薬膳カレー&cafe 香・食・楽
食べログのカレー100名店にも選ばれた人気店。 「現代栄養学(栄養士)」と「東洋医学の薬膳学(国際薬膳師)」の知恵を生かした香食楽ならではの薬膳カレーは他では味わうことができない、カラダが喜ぶ一皿です。
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五臓:

種別:主菜

メイン食材:スズキ

材料(2人分)

スズキ
2切
少々
こしょう
少々
すりおろしニンニク
小さじ1/2
小麦粉
少々
サラダ油
大さじ2
バター
20g
生クリーム
大さじ3
ザワークラウト
100g
フェンネル(葉)
1~2枝
赤パプリカ
1/8個
レモン
1/2個

作り方

1) スズキの皮に切れ目を入れたら、塩、こしょうをふり、すりおろしニンニクをぬって、小麦粉を薄くつける。
2) フェンネルは食べやすい大きさに切る。
3) 赤パプリカは縦にスライスする。
4) ボウルにザワークラウトを入れ、フェンネルの葉と赤パプリカを入れ混ぜ合わせておく。
5) フライパンにサラダ油とバターを入れ、温まったらスズキを皮目を下にして入れる。
6) フライパン内のソースをスプーンですくってスズキにかけながら、両面をこんがりと焼く。
7) 6)のスズキを器にのせたら、フライパンに残ったソースに生クリームを加えて少し煮詰め、すすきの上からかける。
8) 4)を添えてレモン、フェンネルを飾る。

※ザワークラウトは手作りすることもできます。
<手作りザワークラウト>
【材料】
・キャベツ 500g
・天然塩 10g
・てんさい糖 2g
・ローリエ 1枚
・フェンネルシード 小さじ1

【作り方】
1) 保存ビンは煮沸消毒しておく。
2) ボウルにキャベツの千切りを入れ、塩、てんさい糖をまぶして10分おく。
3) ゴム手袋をし、両手でもんでキャベツがしんなりしたら、フェンネルと共に汁ごとビンに詰め込む。
4) 最後にローリエを入れ、ふたをする。
5) 温かい場所に1週間ほど置いて出来上がり。
※夏:3~4日、冬:5~6日ほどで完成です。
※今回は魚料理に合わせるのでフェンネルを使用しています。(通常 はローリエとトウガラシを使用します)
 生のフェンネルがあれば生のものを使用してください。

作者コメント

脾が弱るとだるさ、むくみ、食欲不振の症状が出やすくなりますが、スズキはこれらの症状を改善してくれます。 脾の他にも、心、肝、腎も補うすぐれた魚で、妊娠中毒症や流産予防にも効果的です。
キャベツは胃を補ってくれるので、胃もたれ、胃腸虚弱にもよく、五臓を補うバランスのいい食材です。
じめじめした梅雨は脾の機能が低下しやくなるので、キャベツを使用する発酵食品のザワークラウトはとてもおすすめです。植物性乳酸菌は胃酸に強く、消化力、免疫を高め腸内環境を整えてくれます。

Summary
レシピ名
スズキのムニエル ザワークラウト添え
作者
Published On
井村 真沙子