1) スズキの皮に切れ目を入れたら、塩、こしょうをふり、すりおろしニンニクをぬって、小麦粉を薄くつける。
2) フェンネルは食べやすい大きさに切る。
3) 赤パプリカは縦にスライスする。
4) ボウルにザワークラウトを入れ、フェンネルの葉と赤パプリカを入れ混ぜ合わせておく。
5) フライパンにサラダ油とバターを入れ、温まったらスズキを皮目を下にして入れる。
6) フライパン内のソースをスプーンですくってスズキにかけながら、両面をこんがりと焼く。
7) 6)のスズキを器にのせたら、フライパンに残ったソースに生クリームを加えて少し煮詰め、すすきの上からかける。
8) 4)を添えてレモン、フェンネルを飾る。
※ザワークラウトは手作りすることもできます。
<手作りザワークラウト>
【材料】
・キャベツ 500g
・天然塩 10g
・てんさい糖 2g
・ローリエ 1枚
・フェンネルシード 小さじ1
【作り方】
1) 保存ビンは煮沸消毒しておく。
2) ボウルにキャベツの千切りを入れ、塩、てんさい糖をまぶして10分おく。
3) ゴム手袋をし、両手でもんでキャベツがしんなりしたら、フェンネルと共に汁ごとビンに詰め込む。
4) 最後にローリエを入れ、ふたをする。
5) 温かい場所に1週間ほど置いて出来上がり。
※夏:3~4日、冬:5~6日ほどで完成です。
※今回は魚料理に合わせるのでフェンネルを使用しています。(通常 はローリエとトウガラシを使用します)
生のフェンネルがあれば生のものを使用してください。
脾が弱るとだるさ、むくみ、食欲不振の症状が出やすくなりますが、スズキはこれらの症状を改善してくれます。 脾の他にも、心、肝、腎も補うすぐれた魚で、妊娠中毒症や流産予防にも効果的です。
キャベツは胃を補ってくれるので、胃もたれ、胃腸虚弱にもよく、五臓を補うバランスのいい食材です。
じめじめした梅雨は脾の機能が低下しやくなるので、キャベツを使用する発酵食品のザワークラウトはとてもおすすめです。植物性乳酸菌は胃酸に強く、消化力、免疫を高め腸内環境を整えてくれます。