Categories: 主菜

豚と白キクラゲの甘辛煮

このレシピの作者

氏名
齋藤 菜々子
ふりがな
さいとう ななこ
所属
料理研究家
有資格
国際中医薬膳師
想い
薬膳は、私も学び始めるまで「難しそう」「薬の入った料理」そんなイメージがありました。 きっと世間の大半の方は同じイメージをお持ちではないでしょうか。 でも、本当の薬膳はそれが定義ではありません。 生薬は使わなくてもいい。中華である必要もない。 日本人の私たちにごくごく身近で親しみのある食材たちも、様々に効能をもっているのです。 それを中医学の理論にのっとり、食べる人に合わせて献立されているものが薬膳です。 食事で作る健康こそ「継続」が大切だと思っています。なので「手軽で作りやすいこと」「おいしいこと」に一番にこだわり、レシピを考案しています。 私のレシピを通し、薬膳をより身近に感じてもらえたら嬉しいです。 よければぜひ日々の食卓の一品に作ってみてくださいね。 ご自身や食べる人をいたわる食事となりますように。
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齋藤菜々子Instagram @nanako.yakuzen
「今日からできるおうち薬膳」をモットーに、スーパーで買える食材のみを使い、取り入れやすい季節に合わせたおいしい薬膳をご提案。 座学では「薬膳とは?」に始まり、季節の特徴や食事ケアの仕方、伝統医学の生活への落とし込み方をなどをわかりやすくお伝えします。 現在、東京自由が丘にて薬膳の料理教室を開催中。レッスンの詳細、ご応募はインスタグラムをご覧ください。
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五臓:主菜

種別:

メイン食材:白キクラゲ

材料(2人分)

白キクラゲ(乾燥)
15g
豚肩ロース塊肉
300g
ニンニク(つぶす)
1かけ
ショウガ(薄切り)
3枚
輪切りトウガラシ
1本分
フライドオニオン
大さじ2
a.水
300ml
a.しょうゆ
大さじ1と2/3
a.酒、みりん、さとう
各大さじ1
b.しょうゆ、みりん
各大さじ1
ゴマ油
大さじ1
ゆで卵
2個

作り方

1) 白キクラゲはさっと洗ってたっぷりの水に30分以上浸して戻し、石附をのぞき食べやすい大きさにほぐす。鍋に入れ浸るほどの水を入れ、沸いたら蓋をして弱火で20分茹で、ザルにあげる。 2) 豚肉は1センチ幅に切る。 3) 鍋に豚肉と水、a、ニンニク、ショウガを沸かし、アクを取る。白キクラゲ、輪切りトウガラシとフライドオニオンを入れ、沸いたら蓋をして弱火で10分煮る。 4) bを加え、蓋をせずに中火で10分、煮汁が半量くらいになるまで煮る。冷めたら汁に茹で卵を浸ける。

作者コメント

白キクラゲは、肺をいたわり、体に潤いを与えてくれる食材です。その昔は楊貴妃もよく食べていたという美容食材でお肌にもおすすめです。はじめに別茹ですることでとろとろに変わりより美味しくなりますが、急いでいるときは水に戻すのみで工程3からの加熱でもOK。こりこりとした食感を楽しめます。 肺は五臓のなかでも唯一外気を直接とりこむ場所。 とても乾燥に弱いので、白キクラゲと豚肉で潤いを与えましょう。

Summary
レシピ名
豚と白キクラゲの甘辛煮
作者
Published On
齋藤 菜々子