1) アサリの砂抜きをする。(3%の塩水につけ暗いところで4時間〜半日置く。)
砂抜きしたアサリを、こすり合わせるようにして洗う。
2) タケノコは縦にスライス。2分程茹で臭みをとる。
3) 塩を入れた熱湯で菜の花をさっと茹で、冷水にさらして水気を絞る。
4) ワカメとミツバをそれぞれ2㎝幅にカットする。
5) ユズの皮を薄く削ぎ、千切りにする。
6) 鍋に昆布だしを入れて火にかける。沸騰したら、アサリ、タケノコ、酒を入れる。
アサリの口が開いたらワカメを入れる。
7) しょう油、塩で味を整え、器に盛る。
8) 菜の花を添え、ミツバとユズの皮をのせて完成。
アサリは、肝機能を高め血を補います。精神を安定させる作用と寒性の性質が、高ぶった肝を鎮めておちつかせます。
ほてり、のぼせ、めまい、イライラに効果的です。
菜の花には、肝を補い気血の流れをよくし、炎症をおさえる作用がありますので、アサリと同様にのぼせやめまい、また目の充血に効果的です。
アサリ、タケノコ、ワカメ、昆布と寒性の食材が多いので、胃腸を温めるため温性の菜の花を入れました。
春が旬のタケノコはデトックス作用に優れ、冬の間に溜め込んだ老廃物や毒素を外へ出す効果があり、体をすっきりさせてくれます。