1) シジミは1%の塩水につけてペーパーなどで軽くフタをして砂出しする。(夏3時間、冬5~6時間くらい)
2) 砂出ししたシジミを流水にあてながら洗い、ザルにあげる。
3) 鍋にだし汁、シジミを入れ、火にかける。アクが出たらすくい出す。
4) シジミの殻が開いたら酒と酢を加え、みそを溶き入れて、沸騰直前で火を止める。
5) お椀にそそぎ、和さんしょうをふってミツバをのせる。
シジミは腎機能を補い、水分代謝を促します。肝にもよく、渇きをいやし、二日酔いにも有効で、肝の薬といわれるほどです。
シジミは寒性で身体を冷やすので、腎を補い身体を温めるみそ汁にしました。
和さんしょうにも身体を温める効果があり、みそと和さんしょうは腹の冷えに効果的です。
☆ポイント
酢を加えることでシジミのカルシウム吸収率がUPします。
また、シジミは放置・冷凍するとうまみ成分(コハク酸、グルタミン酸)と栄養価(オルニチン)がUPします。
2)の段階で、バットに並べ濡れたキッチンペーパーなどをかけて3時間ほど放置、又はフリーザーバックなどに入れて冷凍すると、うまみ成分・栄養価がUPし、さらに美味しく召しあがれますよ。