Categories: 主菜

ハツと黒キクラゲのうま煮 チンゲン菜添え

このレシピの作者

氏名
上田 裕子
ふりがな
うえだ ゆうこ
有資格
国際中医薬膳師 中医薬膳茶師 食育インストラクター
想い
年齢を重ねるごとに健康に良い食材だけでなく、自分や家族の体とって必要な食材をとりたいと思うようになりました。長寿の日本ですが、健康寿命を延ばすことがとても重要だと実感しております。長年料理教室の講師をして食べることの大切さをお伝えして参りましたが、ただ健康のために食べるだけでなくそれぞれが自分の体にあった食事とは何かを考え、「未病先防」の食事が作れるように薬膳を学んでまいりました。普段の食材や調味料で食養生ができる美味しい薬膳を皆様にお伝えしていきたいと思います。
プロフィールをもっと見る

五臓:

種別:主菜

メイン食材:ハツ

材料(2人分)

ハツ(鶏)※豚でも可
200g
黒キクラゲ
適量
ニンジン
50g
チンゲン菜
2株
トウチ(豆鼓)
小さじ1
ショウガ汁
大さじ1
ゴマ油
大さじ1
オイスターソース
大さじ1強
鶏ガラスープ
100㏄
大さじ1
さとう
大さじ1
片栗粉
小さじ1強
こしょう
少々

作り方

1)ハツは縦に切り込みを入れて、中の血をきれいに洗い流し、水気をふき取る。ボールに入れて、ショウガ汁をかけてもみこみ10分おく。 2)水で戻した黒キクラゲの石づきをとりひと口大に切る。ニンジンは長さ4cm厚さ2mmの拍子切りにする。トウチは粗みじんに切っておく。 3)チンゲン菜は6~8等分して茹でておく。 4)鶏ガラスープにオイスターソース、酒、さとう、片栗粉、こしょうを混ぜてタレをつくる。 5)フライパンに半量のゴマ油をひき、ニンジン、黒キクラゲを炒めてさらに取りだしておく。 6)フライパンに残りのゴマ油をひき、1)のハツを炒め、火が通ったらトウチを加えさらにサッと炒める。 7)取り出しておいたニンジンと黒キクラゲをフライパンに戻し、4)のタレを加えて混ぜ味をととのえる。 8)味を整えて皿にチンゲン菜と共に盛り付ける。

作者コメント

薬膳には体の不調な内臓を他の動物の同じ内臓を食すことで、体質を改善する以蔵補臓(いぞうほぞう)という方法があります。 ハツは心臓なので弱った心を補ってくれる働きがあります。 更に黒キクラゲは気力を回復し、オイスターソースと共に血も補ってくれます。 チンゲン菜はその血をめぐらして夏の暑さで弱った体を元気にしてくれます。

Summary
レシピ名
ハツと黒キクラゲのうま煮 チンゲン菜添え
作者
Published On
上田 裕子